独特の雰囲気と演技力で注目を集める俳優、酒向芳さん。
そんな酒向さんですが、若い頃からどのような道を歩んできたのでしょうか。
今回は、酒向芳さんの経歴から演劇との出会い、若い頃がイケメンだったのか、そしてデビュー当初からから現在までにどのような変化をしたのかを、追って行きます。
早速本題に入っていきましょう!
酒向芳の若い頃の経歴と演劇との出会い

演技力の高さで知られる酒向芳さん。そんな酒向さんですが、演劇との出会いはいつだったのでしょうか。
酒向さんが演劇に魅力を感じたのは小学校低学年の時でした。
学校に訪れた劇団の「にんじん」という作品を観た際、「主演の方がキラキラ光って見えた」という体験が原点となっています。
高校時代、酒向さんは大きな決断をします。
岐阜県立多治見工業高等学校の窯業科に在学中、高校3年生の進路相談で「演劇の道に進みます」と担任に宣言したのです。
文化祭では東海林太郎のモノマネを一人で演じ、これが上京への弾みとなりました。
多摩芸術学園卒業後、酒向さんは文学座、無名塾、青年座を受験しますが、すべて不合格となります。
その後、オンシアター自由劇場に入団しますが、「家に帰れない、食事をする時間もない、カネがない」という厳しい状況に直面します。
酒向芳の若い頃の見た目はイケメンだった?

独特の風貌で人気の酒向芳さん。
そんな酒向さんですが、若い頃の見た目はどうだったのでしょうか。
30代後半の酒向さんは、おでこは広めでしたが、髪は年相応で特に薄さは目立たなかったようです。
43歳(2001年)頃の酒向さんは、身長184cmの高身長で、舞台では存在感のある体格でした。
45歳(2003年)頃になると、酒向さんは穏やかで優しそうな印象を与えていました。
頭頂部にも髪があり、現在とは大きく印象が異なっていたようです。
56-57歳頃(2014-2015年)になると、髪の毛は薄くなってきましたが、それが演技に深みを与える要素となりました。
酒向芳のデビュー当初から現在までの変化

遅咲きの俳優として知られる酒向芳さん。
そんな酒向さんですが、デビュー当初から現在までどのように変化してきたのでしょうか。
酒向さんの俳優人生は非常に長い下積み時代が特徴的でした。
20代から40代まで約30年間、常にアルバイトで生計を立てていました。
転機となったのは50歳の時です。
2001年の新国立劇場での『こんにちは、母さん』での共演が大きな転機となりました。
演劇だけで食べられるようになったのは50歳からだったのです。
そして、2018年の映画『検察側の罪人』での松倉重生役での怪演が大きな注目を集め、60歳でようやく広く知られる俳優となりました。
現在66歳の酒向さんは、ギロッとした目つきと何かを企んでいるような表情で悪役にピッタリの俳優として活躍しています。
まとめ
酒向芳さんは小学生時代に演劇と出会い、高校時代に俳優の道を決意しました。
若い頃の酒向さんは、高身長で存在感のある体格で、穏やかで優しそうな印象があり、一般的な「イケメン」の定義とは異なるものの、独特の魅力を持っていたようです。
若い頃は髪も豊かで穏やかな印象でしたが、年齢とともに独特の風貌が魅力となりました。
50歳を過ぎてから本格的にブレイクし、現在も精力的に活動を続けています。
そんな酒向芳さんを、これからも応援していきたいですね。
それでは、ありがとうございました!
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